消防訓練を行いました。
12月に、当院で消防訓練を実施しました。
今回は院内の防災設備の使い方の訓練を行いました。
前回の消防訓練では、消火器の使い方を重点的に教わりましたが、12月の訓練では、
より様々な設備の説明を受けることができました。
詳しくお聞きしました、各種感知器と消火栓の解説をご紹介します。
・各種感知器・報知機について
当院のスプリンクラーは72度以上の熱を感知した際や、衝撃を受けた際に作動します。
また、火災報知器は火災を感知すると「火事です、火事です……」というアナウンスと
ともに警報が鳴ります。この警報が鳴ると、自動的に消防署へ通報が入り通報から
8分ほどで当院に消防隊の方が駆けつけてくれるそうです。
煙の濃度が濃くなると警報を鳴らす煙感知器や、熱感知器も設置されておりますので、
小さな火災にも気が付きやすくなっています。
・消火栓について
消火栓は病院以外にも学校や集合住宅などでもよく見る、屋内消火栓を設置しています。
当院本館の消火栓の場合は水圧が4~5㎏ほどです。
水道の蛇口をめいっぱいひねった時の水圧が約2kgなので、
その倍以上の圧力で放水されるということになります。
使い方は一般的な消火栓と同様のものです。
詳しい使い方の手順は、総務省消防庁ホームページの屋内消火栓(第一号消火栓)の
操作手順を参照してください。2人で操作する屋内消火栓は、
しまわれている状態でもホースが平たいのが特徴です。
このホースが折れたりねじれたりしていると、有効な水圧で放水できない場合が
ありますので、使用する際は注意が必要です。
※当院の消火栓の解説ですので、消火栓によって操作方法が異なる場合があります。
消火栓を確認しましょう!
災害発生時は、慌てずに行動できるかが非常に重要です。
新入職員が多く参加しており、設備の位置の確認も含めて災害時対応を
学ぶことができ、実りある訓練となりました。
次回の開催は来年度に予定しています!
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