10月の勉強会
10/18(火)に物忘れについての勉強会が全職員を対象に開催されました。
物忘れがなぜ起こるのか、正常老化と物忘れについてなど、講義をきき、理解を深めようと多くの職員が講義に参加しました。
物忘れには、アルツハイマー型認知症などの病的物忘れと老化等による生理的物忘れがあり、下の表のようにわけられます。
病的物忘れ |
生理的物忘れ |
体験したことの全てを忘れる |
部分的に忘れる |
記銘力低下:著明 |
記銘力低下:軽度 |
病識欠如 |
自覚あり |
失見当識(時>場所) |
見当識は保持 |
学習能力:欠如 |
学習能力:保持 |
日常生活が障害 |
大きな障害なし |
進行性 |
非進行性 |
例えば、どこかの飲食店に以前に行っていたとして、そのお店に行ったこと自体、体験すべてを忘れてしまっているのが病的物忘れ、お店に行ったことは覚えているものの、店名が思い出せないなどは生理的物忘れ、というようにわけられるとのことです。
また、病的物忘れの場合、自分の物忘れに対する自覚がないことが多いのに対し、生理的物忘れは、買い物で何を買おうとしていたのか忘れてしまったなど、自らがした物忘れの体験を覚えていることも特徴です。
今回は、当院の副院長が講師を担当いたしました。
今後の患者様のケアや業務のほか、実生活にも重要な知識を得ることができました。
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