非常通信訓練

10月の始めに横浜市旭区の非常用通信訓練が実施されました。
この訓練は、各自治体でも行われていますが、2011年に起こった
東日本大震災での教訓から、携帯電話の回線が使用できない状態を想定し、
衛星携帯電話とMCA無線で訓練を行いました。












実際の災害時を想像しながら訓練することは難しいですが、
訓練でスムーズな対応が出来なければ、災害時では、対応が後手に回ります。

災害は、忘れたころにやってきます。
災害をすべて取り除くには、その要因であるものをすべて無くすことで解消します。
しかし、それは現在の科学技術では不可能であるし、経済性をとっても現実的ではない。
他方、災害は確率的であり、忘れているような大きな災害が、いつかはやってくる。
そして、経済性などの限界により、災害を抑止する施設を無限に強化することはできない。そのため、災害に関して絶対安全というのは存在しない。

災害を予測することは出来ません。
災害が起きた際に、被害を最小限に留めることこそが、この訓練の目的であり
スムーズに状況を伝え、的確に情報を出せるようにすることです。










1年に1回(9月1日)には、防災の日も制定されています。
会社内や家族内で、防災に対する意識を話し合い、日頃から災害が起きたら
家であればどうする、会社ではどうする、を考えて行動しましょう。

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